オンライン交流会
ジンブナーズ ワールドジャーニー
ジンブナーズの学習プログラムの中に、ジンブナーズワールドジャーニーというプログラムがあります。数週間かけて一つの国を旅(学習)し、旅の最後には現地の人とビデオ電話を通してオンライン上で交流するプログラムで、学習テーマは
異文化の存在に触れる
人種や国籍の違いを知る
人の見た目はそれぞれ違うけれど、その違いは素晴らしい事を理解する
自分自身の存在も特別であり、人と違う事を恐れない
事です。世界で注目を集める黒人差別の問題も、日本国内における在日外国人への差別問題も、その解決の糸口は教育だと感じています。このプログラムは、違いの素晴らしさを伝える教育と異文化交流の機会を通して子ども達の異文化コミュニケーションスキル(自分とは異なる相手や文化に対して柔軟にコミュニケーションが取れる能力)を育てる事が目的です。子ども達は“Same & Different - 同じものと違うもの”という学習テーマで違いの素晴らしさを知識として学び、オンライン交流会を通して異文化の存在を実践を通して学びます。
オンライン交流会当日の様子
2020年5月2日、子ども達はオンラインビデオ通話を通してイギリスのお友達と異文化交流会を持ちました。この日の為に、沖縄/日本での出来事、自分の特技、好きな事などをそれぞれ自由に紹介しました。それに加えて子ども達自ら考えた質問を用意して、英語で直接イギリスのお友達に尋ねました。「イギリスでのコロナウイルスの状況はどうですか?」といった子ども達からの質問へ、「今日、ロックダウンが解除されたばかりなので久しぶりの散歩を楽しんでるわ」と返答するイギリス在住のお友達。
テレビや学校で耳にする”コロナウイルスの世界的な問題”を、子ども達が国外にすむ現地の人から直接聞けたのは、非常に貴重な体験になったと感じました。今後もこのオンライン交流会を通して子ども達が世界に目を向け、多くの事を吸収しながら成長してくれればと期待しています。